日本国内では初となるLCC（格安航空会社）専用ターミナルが18日、那覇空港で開業しました。

　関西空港を拠点とするピーチ・アビエーションと、成田空港を拠点とするエアアジア・ジャパンの全日本空輸系2社がLCC専用ターミナルを利用し、1日3往復（エアアジア1往復、ピーチ2往復）でのスタートとなった。

　このLCC専用ターミナルは、全日空の貨物用施設を旅客用に改装したもの。コスト低減のため、電光掲示の発着案内板や手荷物のベルトコンベアーは設置されていない。また、国内旅客ターミナルとのアクセスは指定車両（無料循環バスと指定レンタカー会社の送迎バス）のみで、循環バスは同ターミナルの1階4番バス乗り場から利用できる。バスは約10分間隔で循環、LCC専用ターミナルまでの所要時間は約5分。

　18日午後には、ピーチの関西－那覇線の就航開始第1便（MM215便）が同ターミナルに到着した。